あのスピルバーグ監督×ディズニーのコラボ映画「BFG: ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」鑑賞して来ました。
あらすじについては、公式サイトをご覧ください。
ネタバレ嫌いな方は、そのまま下へ。
今回のバロメーターは、こんな感じです。
予告でも露出があった主人公ソフィーをBFGが人間の世界から、さらうシーンとかリアリティがあって夢があったのに後半から雑なストーリー展開だなってのが正直な感想です。
一言で言うならば、ファンタジー過ぎてついていけない。
子ども向けなのか?と言われれば、ん~って感じだし。かと言って大人向けでもない。
若干のB級臭さを感じました。
どれくらいのB級臭いかと言うと、ナイト・ミュージアムに似ているかな。
子ども向けにするなら、この映画のキーとなっている「夢」でソフィーと初回の接触をすべきだし、巨人の国の世界観ももっと広げるべきだったと思います。
大人向けにするなら、もっと残酷でヒヤヒヤ、ドキドキする盛り上がるシーンを入れて、BFGを応援したくなるような方向性に持って行って欲しかった。
そして、「過去の男の子」の描写を増やすべきだった。
ちょっと、中途半端でいろいろと「ん?」と思うシーンが多かった。
この映画の素敵だなと思ったポイントは、「夢」の描写(夢を捕まえるシーン)。
まるでディズニーランドのアトラクションに乗っているかのような美しい世界観でした。
そして、何と言っても主人公ソフィー役を演じたルビー・バーンヒルちゃんの可愛さ。
目が大きくてクリクリしていて表情も豊かですごい可愛いの。
ルビー・バーンヒルちゃんは、10歳で新人女優だそうです。
本編でも勇敢な少女役ソフィーを演じているのですが自身もきっと芯が強くて、たくましい子なんでしょうね。
キュートな容姿と表情、立ち振る舞い、仕草から惹きこまれます。
スピルバーグ監督も「天才子役」と言うのも納得がいきます。
日本語吹き替え版は、ドラマやCMでおなじみの本田望結ちゃんです。
観客に見て欲しい点は?
ルビー・バーンヒルちゃんは「BFGとのつながりを強く感じるシーン」、スピルバーグ監督は「夢を捕まえるシーン」とインタビューでおっしゃっています。
ここまで酷評をしてきましたが・・・
このインタビューを見て、制作者・演者の2人が感じて欲しいシーンで私は感動したということがわかりました。
(あ、やっぱりスピルバーグ監督ってすごいんだって見直してしまった。)
ルビー・バーンヒルちゃんが言っていた「BFGとのつながりを強く感じるシーン」が映画のラストにあるのですが、そこで涙が2,3粒出ました。
「おはよう、BFG」って言う何のひねりもないセリフなんですが、不意打ちのおっさん笑顔にやられた。
今回もデジタルコンテンツありますよ。私はやってないですが・・・
映画にちなんだ夢診断だそうです。
(気が向いたらやってみます。)
ディズニー映画に限らずですが、私は映画が大好きで「楽しい映画」の定義がはっきりと自分の中にあります。
1つは、映像・音楽・キャストに頼らず1本の映画としてストーリーと構成が楽しいかどうか。
2つ目は、見終わった後に観た映画の世界観に浸れるか。
この2つには、ものすごくこだわりがあって、あまり今回の感想は参考にならないかもしれません。
気分を悪くされた方がいらっしゃいましたらすみません。
それでは、ディズニーのある素敵な日々を!
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